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ゲームイラストの相場が知りたい!ゲームイラストを依頼された時の相場と上乗せできる料金

絵を描くことが大好きな人にとって、憧れの職業と言えば、イラストレーターでしょう。イラストレーターになれば、書籍の表紙や挿絵、ゲームイラスト、マスコットキャラクターなどを描くことで、報酬をもらうことができます。

最初からデザイン事務所に入所して、プロを目指してイラストレーターになる人もいますが、クラウドソーシングが普及した昨今では、副業でイラストを描き、お小遣いにしている人が増えてきています。そのうち、イラスト制作の依頼が増えて、副業から専業になる人もいます。

ゲームイラストの相場

一般的なゲームイラストの相場

独立してフリーのイラストレーターになるには、やはりそれなりの報酬が必要となります。同じイラストと言っても、表紙や挿絵などの一般的なイラストと、ゲームやアニメ系のイラストでは、イラストの相場が変わってきます。

最近、特に需要が増えてきているゲームイラストの相場は、そのイラストレーターの人気度や経験などによって変わってきますが、中堅程度のイラストレーターの場合、B5〜A4サイズの立ち絵で5万円前後となっています。

クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングのサイトを見ても、ゲーム系に限らず、立ち絵のイラストの相場は5万円前後のことが多いです。

ソーシャルゲーム用のイラスト

ソーシャルゲーム用のイラストの場合、料金は一律ではなく、描く内容によって値段が分化しているケースが多いです。例えば、キャラクターが6万円、背景が2〜3万円、差分が1万円といった感じとなります。

ちなみに、イラスト製作においては、「差分」という言葉がよく出てきます。差分とは、一つのポーズで服装やアクセサリーなどを変えた絵のことを言います。例えば、キャラクターがセーラー服を着て、腕にシュシュを巻き、黒いソックスとローファーを履いていたとします。差分のイラストでは、キャラクターが同じポーズをしていながら、水着を着て、腕にバングル、足には花飾りをつけてミュールを履いている、というイラストになっているようなものを指します。

ソーシャルゲームのイラストの相場

ソーシャルゲーム用の相場は合計すると10万円前後となり、カードゲーム用のイラストの場合も大体同じくらいになると考えて良いでしょう。

その他のイラストの相場

VTuber用のイラストも合計額は10万円程度で、内訳としては、キャラクターデザインが4万円、イラストが5万円、パーツ分けが1万円となっています。パーツ分けとは、目や口、右手、髪の毛といった具合に、パーツを1ページずつ分けることです。このようにパーツを分けて作成しておかないと、Live2Dなどのソフトで細かな表情や表現をすることができないので、大変重要な作業となっています。

SDキャラもゲームイラストの中では大変重要な素材であり、相場としては2万円くらいとなっています。SDキャラとは「スーパーデフォルメ」された体型のキャラクターのことで、大体2等身の体型をしています。

ゲームイラストとは若干違いますが、ライトノベルの表紙や挿絵なども、ゲーム系のイラストレーターによく依頼される仕事となっています。ライトノベルは軽いタッチの小説で、イラストが重要な部分を占めているので、表紙や挿絵の重要度が高いのです。そのため、単価が高めの傾向にあり、表紙だけでも20万円前後、カラーの口絵で3万円前後となっています。

個人鑑賞用の相場

前述した相場は、主に企業や団体から依頼がきた時の相場です。イラスト制作を希望するのは、もちろん企業や団体だけでなく、個人も含まれています。

一般的に、個人が自分で鑑賞するためにイラストを購入する場合の相場は、立ち絵で1万円前後、背景ありの立ち絵で2万円程度、バストアップのみであれば5,000円程度となっています。

イラスト料金が変わってくる理由

イラストの料金に、相場があることはありますが、状況によって変わってくるので、一概に「○○円」とは言えません。イラストの料金が変わってくる理由としては、下記の7つが挙げられます。

イラストが公開されるスケール

例えば、デパートの正面に大々的に飾られるイラストと、フリーペーパーの1つの記事にちょこんと掲載されるロゴでは、値段に大きな開きがあるのは当然のことです。デパートの正面に飾られるイラストは、例えば「北欧フェア」などのイベント向けでしたら、期間中、長期にわたってずっと展示されています。それだけ人々の目に映ることが多いわけですから、料金も跳ね上がるわけです。

使用される媒体や掲載される期間などによって、割り振られる予算が変わってくるので、イラストの料金もそれに左右されていきます。

イラストレーターの人気や知名度

当たり前のことですが、売れっ子イラストレーターと新人で駆け出しのイラストレーターであれば、前者の方が料金は高くなります。

ゆるい系のイラストが得意なRedfishさんや、迫力のあるかっこいいイラストで有名なsakiyamaさんなどは、作者を知らなかったとしても、彼らのイラストはどこかで見たことがあるというほど、大変有名で人気のあるイラストレーターさんです。

駆け出しのイラストレーターの場合、実績欲しさに格安な値段で依頼を受けることは普通です。駆け出しの頃は、料金よりも実績作りの方が大切なので、安い案件でも受注していくべきですが、ある程度年数を経て、実績が積めたら、料金を上げていきましょう。

イラストのサイズやカラー

イラストが大きければ大きいほど、料金は高くなります。大型の看板に絵を描く場合は、大きいサイズというだけで描く部分が増えてしまうので、イラストレーターに負担がかかります。また、印刷の場合は細かな部分まで見えてしまうので、詳細に描き込む必要があり、その分労力と日数がかかります。

また、描き込む内容が他にはない斬新なものであるとか、他に類を見ないといったようにレアなものであれば、その分費用を上乗せすることができます。

反対に、モノクロの場合は色彩をあまり考える必要がないので、作業時間や労力がグンと下がり、割引料金にすることができます。

著作権と著作者人格権

イラストが誕生すると同時に、必ず発生するのが著作権著作者人格権です。著作者人格権は譲渡できない権利であり、制作者の心情を保護する目的のものでありますが、著作権買取などの方法によって、権利を他人に譲ることができます。

イラストをその後、クリアファイルにしたり、バッジを作ったりなど、二次利用していくことが分かっているのであれば、きちんと著作権を譲渡する旨を記した契約を結ばなければなりません。

一般向けの場合、「使用料」という名目で制作費に上乗せされることが多いのですが、ゲームイラストの場合は納品して契約が終わることがほとんどなので、請求する費用に著作権を上乗せしていることが多いです。

ちなみに、著作権を譲渡すると、自分のイラストとしてポートフォリオなどに掲載できないと思うかもしれません。しかし、条件を付けることで、掲載することができます。例えば、秘密保持契約をしたクライアントに自分の作品として提示する場合など、一定の条件を付することで、自分が制作したことをアピールできます。

スピード納期

通常であれば、イラストを作成するのに、ラフ案、下書き、完成品といった具合に段階を追っていきます。そして、各段階において修正を行うなど、細々としたところを詰めていくので、最低でも2週間、通常であれば1ヶ月程度の時間が必要となります。

しかし、クライアント側の都合で、急いで納品してもらいたいという依頼を受ける場合には、スピード納期ということで、費用を上乗せできます。年賀状印刷などでもそうですが、急いで動かなければならない時は、その分人数や労力が必要となりますから、高めの料金設定ができるのです。

スピード納期をすることで他社の仕事を後回しにした場合は、割り込み料金を請求できます。クライアントのために動いてあげた分は、請求しておきましょう。

修正回数

修正がやたら多い場合は、その分を請求してください。一般的には修正回数が2回目までは無料ですが、それを超えると、1回につき3,000円といった具合に請求することが多いです。

クライアントによっては後出しジャンケンのように、最初の契約になかったことを言ってくる場合もあります。そんな時は、振り回されないように、聞くべきところは聞いて、請求すべきところは請求してください。

値段交渉の必要性

これらの上乗せ料金が発生することが予想される場合、あるいは既に発生した場合には、必ず値段を交渉しましょう。きちんと請求できることは請求して、気持ちよく仕事をしてください。

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