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【アイコン作成で失敗しないためのコツ】イラストレーターへの依頼から作成までのやり方

アイコンには、アプリなどの機能が一目でわかることに加えて、使ってみたいと思わせるようなデザイン性も求められています。そうしたアイコンをネットから拾える無料の画像に設定する人もいれば、自分で撮った写真や作成した画像で設定している人もいます。一方で、待ち受け等のアイコンにオリジナリティを求める人も増えてきており、アイコンの作成をプロのイラストレーターに依頼する人、アイコン作成サイトから購入する人も増えています。では、アイコン作成を依頼する際にはどんな点に注意しておくべきでしょうか。

具体的なイメージやアイディアを持っておく

アイコン作成を依頼する場合には、どんなアイコンにするかをしっかり考えておくべきです。アイコンにも様々な種類があり、具体的なイメージを持っていないと、絞り込んで選ぶことがかなり困難になるでしょう。その結果、「とりあえずこれで良いか」といった気持ちでアイコン作成をしてしまうと、後悔することになるかもしれません。

LINEのアイコンなど個人的なものであれば、気に入らなければ交換すれば良いので、あまり問題はないでしょう。しかし、アプリなどの商用目的で利用するアイコンは、一度決めてしまうと変更が難しくなります。最初の段階で具体的なアイディアを持っておくことはとても大切です。

他に考えておくべきこと

アイコン作成の際には、他にどんなことを考えておくべきでしょうか。

まずは使用目的です。個人のものとして使用するのか、商用のアプリに使用するのかで、方向性は大きく変わります。特に商用利用が目的であれば、デザイン性に優れたアイコンというだけではなく、メッセージ性や機能をわかりやすく表示するといった目的も含まれるからです。

予算や納期も忘れずに考えておきましょう。納期に余裕がなければ、自分の意向に合うイラストレーターを見つけることは難しくなります。加えて、イラストレーターに作成を依頼する時にも、具体的なイメージを伝えることに時間がかかってしまう場合、納期に間に合わないことにもなりかねません。予算に加えて、納期も具体的に決めておくと良いでしょう。

イメージを持っていないとダメか

気に入ったイラストレーターなどを見つけることができれば、その人のセンスにすべてお任せするという方法もあります。しかし、イラストレーター側からすると、具体的な指示があった方が描きやすいという意見が多数あります。また、お任せで作成したものの、実際に完成したものを見てみると全くイメージと異なっているために、描き直しを何度も依頼せざるを得ないことも多くあるようです。そうなると、時間も費用も余分にかかってしまうでしょう。

必ずしも具体的なイメージを持っていないといけないわけではありませんが、イラストレーターがイメージしやすいような指示があった方が、スムーズに仕事が進むと言えるかもしれません。イメージを言葉で伝えるのは難しいので、可能であれば、方向性を定めることのできる画像などがあるとさらに良いでしょう。

アイコンの依頼先を選ぶ

具体的に作成したいアイコンのイメージ、方向性が定まってきたら、アイコン作成の依頼先を決めます。アイコン作成をネットで依頼する方法は、大きく二つに分類することができます。一つはクラウドソーシングサイトを利用すること、そしてもう一つはスキルマーケットを利用することです。

クラウドソーシングサイトを利用するやり方

クラウドソーシングサイトとは、仕事を依頼したい人と仕事を行う人とをマッチングさせるサイトのことです。そのようなサイトを利用すれば、アイコン作成を行ってくれるワーカーを探すことができます。クラウドソーシングサイトでは、検索機能を使って、サイトに登録しているイラストレーターから仕事を受けてくれる人を探すことができます。仕事を依頼したいクリエイターを見つけたら、サイト内の機能を使ってメッセージを送り、コンタクトを取ります。

メッセージのやり取りの中で、仕事の予算、納期、そして依頼内容を確認し、双方が合意となったら、契約が成立します。クラウドソーシングサイトへは手数料としていくらかを支払いますが、その割合はサイトによって異なります。また、仕事を依頼する側が支払う場合もあれば、ワーカーが支払う場合もありますので、使用するサイトの手数料がどうなっているのかもきちんと確認しましょう。

クラウドソーシングサイトのコンペ方式

クラウドソーシングサイトには、コンペ方式と呼ばれる機能があります。

このコンペ方式では、仕事の依頼主が仕事内容の案件をサイトに掲載します。すると、その仕事を受けたいと思うクリエイターは自身の作品を提案という形で依頼主に送ります。依頼主は数ある提案の中から一つを選び、選んだクリエイターへ報酬を支払います。

例えば、新しいアプリのアイコンの作成案件をサイトに掲載したとします。その後、10人のクリエイターからアイコンのデザインのアイディアが届きます。それらの提案されたアイディアの中から、1人のアイディアを採用したいと思ったら、そのクリエイターにコンタクトを取り、報酬を支払うという仕組みになります。

コンペ方式の利点は、一度にいくつもの提案を比較検討できる点です。アイコン作成を依頼するイラストレーターが決まらないような状況の場合には、いろいろなアイディアを見ることができるので、有効なやり方と言えるかもしれません。

スキルマーケットを利用するやり方

スキルマーケットとは、技能を持つ人たちが自身のスキルを売り込むサイトのことです。スキルマーケットから、アイコンの作成ができるイラストレーターなどのクリエイターを見つけ、アイコン作成を依頼することができます。クラウドソーシングサイトにも似ている機能がありますが、イラストレーターなどに絞り込んでクリエイターを探すのには、スキルマーケットの方が良いでしょう。

スキルマーケットの特徴

ココナラやSKIMAなどのスキルマーケットはイラストを専門に扱っているため、お気に入りクリエイターを見つけやすいかもしれません。クリエイターが自身で作成したイラストをサイト内に表示しているため、自分のイメージに合ったイラストを作成してくれそうなクリエイターも容易に見つけられるでしょう。

スキルマーケットに作品を掲載しているイラストレーターは多くいます。アニメ的な画風からリアルな画風、デフォルメの強い作品など、イラストレーターの画風も個性豊かです。それを見れば、イメージをさらに膨らませることができるかもしれません。

アイコン作成を依頼するイラストレーターが決まったら

アイコン作成を依頼したいイラストレーターが決まったなら、そのイラストレーターに仕事を依頼します。クラウドソーシングサイトやスキルマーケットでイラストレーターを見つけた場合は、それらのサイトを介してイラストレーターへ仕事依頼のメッセージを送ります。

イラスト依頼のページに、必ずメッセージの送付方法についても記載されているはずなので、しっかりと確認しておきましょう。この段階で具体的なイラストの内容を伝えても良いですが、まずは仕事をお願いしたいということや、そのイラストレーターを選んだ理由などを伝えます。

イラスト作成の依頼(例文)

件名:イラスト作成の依頼
本文:はじめまして。わたしは(会社名)の○○と申します。この度、新しく開発したアプリのアイコンの作成をお願いしたくご連絡いたしました。○○さんの作風がイメージに合ったので、描いていただければ嬉しいです。よろしくお願いします。

金額や納期などの打ち合わせ

仕事の依頼メッセージを送った後に、イラストレーターからOKの返信があれば、その後は具体的な仕事内容や納期などの詳細を決めていきます。イメージしていた、アイコン作成に関する具体的な指示や要望をイラストレーターに伝えましょう。多くの場合、イラストレーター側から、要望などを確認するテンプレートなどが送られてきます。それに沿って、依頼をすれば良いでしょう。

イラストレーターと主に打ち合わせること

イラストレーターから送られてくるテンプレートには、イラストの使用目的や画風などを尋ねる項目があります。イラストレーターは様々なスキルを持っているので、使用目的や要望に応じて作風や画風を変えることもできます。具体的な作品を見て仕事を依頼した場合には、どの作品を見たのかなどを伝えると良いでしょう。

希望している雰囲気や使用してほしいカラーなども伝えることができます。キャラクターを描いてもらう場合には、キャラクターの表情、ポーズなどを含む構図なども具体的に伝えることができます。イラストレーターは細かな指示があった方が描きやすいという人が多いので、遠慮せずに要望を伝えることは重要です。言葉で表現しづらい部分は、画像や写真などを用いてニュアンスを伝えることも良いでしょう。

もう一つ、しっかりと打ち合わせておくべきなのは、予算と納期です。サイトへの手数料を支払わなければならない場合、依頼した側が支払うのか、イラストレーターが支払うのかによって、予算の金額も違ってくるので、手数料の有無やどちら側が支払うのかといったことは事前に確認しておきましょう。納期に関しても、最終的な納期を決めるだけでなく、下書きとなるラフがいつまでに仕上がるのか、その後の修正は何回までが無料で、いつまでに行うことができるのか等、作業工程についても打ち合わせておくことが大切です。

正式に申し込む

イラストレーターとの打ち合わせが完了した後、お互いに内容に合意できるようであれば、正式な契約となります。この際に注意しておくべきことは、正式に依頼するということを明記すること、そして打ち合わせた内容を確認しておくことです。打ち合わせの内容を箇条書きにしておくなど、お互いに参照できる場所に明文化しておくと、トラブルを避ける上で役に立つでしょう。

下書きのチェック

正式な依頼の後、最初の下書きであるラフがイラストレーターから送られてきます。ラフは、最初の話し合いの内容に応じてイラストレーターが描き上げる、たたき台のようなものです。自分がイメージしていたようなラフであれば問題ありませんが、イメージとかけ離れているような場合には、具体的な説明が足らなかったのかもしれません。今一度、参考画像なども準備して、きちんとイメージを伝えましょう。

ある程度、自分のイメージ通りのラフが仕上がったならば、細かい点を調整していきます。この際、無料で行える修正が何回まで可能なのかによっても指示が変わってくるので注意しましょう。いずれにしても覚えておくべきなのは、後になってから大幅な修正はできないため、大きな修正があるなら、最初のラフが仕上がった段階で率直に告げるようにすることです。

細かな修正は、出来上がったラフをベースに行います。例えば、似顔絵などのアイコンを依頼した場合には、表情や髪型などを変えてみるよう、依頼することができるかもしれません。「もっと大人っぽい表情に」とか、「もっと笑顔にしてほしい」といった具合に修正依頼をすることができます。

修正依頼をする時にも、イラストレーターとの良いコミュケーションを心がけるようにしましょう。アイコンなどのデザインには正解が無いため、自分が感じた違和感は遠慮なく伝えることが大切です。そのようにして、自分の持つイメージを具現化していくことができます。やりとりを重ねていくことで、より良い作品に仕上がっていくことでしょう。

最終的なアイコンデザインの確定

イラストレーターと打ち合わせ、そして修正依頼を繰り返すことで、いくつかのラフが仕上がっていくことでしょう。最初のラフをベースに、修正案①、修正案②、笑顔バージョン、まじめ顔バージョン…といった具合に、いくつかのアイコンデザインが完成していきます。最終的に、その中から一番気に入ったものを選びます。微調整はしてくれると思いますが、大幅な変更は別料金になる可能性が高いので、注意しましょう。

料金を支払う

料金の支払い方法は、利用したクラウドソーシングサイトやスキルマーケット、そして依頼したイラストレーターによって異なるので、きちんと確認しておいてください。報酬の支払いは銀行振り込みによる現金だけに限らず、ギフトカードや電子マネーなどでも支払うことができる場合が少なくありません。また、報酬の支払いはすべて完了した後にするのが基本ですが、サイトや依頼方法によっては、先に報酬のいくらかを仮払いしておくこともあります。

そして、完成品を受け取り、最終的なチェックをして、何も問題が無ければ終了です。感謝と共に、不備なく完成品を受け取れたことをイラストレーターに連絡しましょう。

Twitterでアイコン作成の依頼をするやり方

時折、Twitterで好みの画風のイラストレーターやアマチュア絵師を見つけることがあります。Twitterで見つけたお気に入りのイラストレーターに、アイコンの作成を依頼することも可能です。ただし、いくつか注意しておくべきことがあります。

イラストやアイコン作成の仕事を受けているかの確認

仕事を受けているかどうか、Twitterのプロフィールに書かれている内容を見て、確認しましょう。仕事を受けていない場合には、イラストやアイコンの作成依頼はできないものと考えてください。とりあえず依頼できないかを聞いてみることはできるかもしれませんが、マナーの良い方法とは言えません。どうしてもアイコン作成を依頼したいと思う場合には、まずはコンタクトを取り、それから時間をかけて、信頼関係を築くことが大切になります。

信頼関係を築くことが大切な理由

Twitterで直接仕事を依頼する場合、依頼者がどういう人なのかが相手にはわかりません。きちんと報酬を払ってもらえるのか、作成したアイコンが気に入らなかった時にSNS上に良くないコメントを載せる可能性があるか、個人情報を伝えても大丈夫なのか…そのような不安を相手は抱えています。そのため、信頼関係を築くことはとても重要なことになります。

こうしたことを考えると、Twitterなどで見つけたイラストレーターに直接アイコン作成を依頼することは可能ですが、いろいろとリスクもあることがわかります。やはりクラウドソーシングサイトやスキルマーケットなどで探す方が、依頼主にとってもクリエイターにとっても安全で安心と言えるかもしれません。

アイコン作成依頼をする際の注意点

アイコンの作成の依頼方法とその後の流れは、だいたい理解することができたと思います。最後に依頼の際に注意しておくべき点について、大切なことをいくつかまとめておきます。それぞれ確認しておくようにしましょう。

コミュケーション

最も大切なのは、コミュケーションです。アイコン作成では、イラストの作成やデザイン作成など、クリエイターと共に作り上げていく過程がとても重要になります。アイコンを作成してくれるクリエイターとのコミュニケーションは非常に重要です。コミュニケーション無しでは満足のいくアイコンを作ることは難しいでしょう。

マナーを守る

コミュニケーションの際に、マナーをきちんと守るようにしましょう。ビジネスの関係なので、必要最低限のことしかお互いのことはわからないと思います。だからといって、マナーを欠いた言動はすべきではありません。言葉遣いなどももちろん大切ですが、ビジネスマナーをきちんと守りましょう。連絡が遅れそうな場合には事前にそのことを連絡しておくことなどは、相手が不安に思ったりイライラしたりすることを防ぐ上で大切なことです。

ファイルサイズの確認

意外と忘れがちなのがファイルのサイズを確認しておくことです。クリエイターと打ち合わせをする段階で、どのファイル形式にするか、そしてサイズはどのくらいにするかをきちんと打ち合わせておくようにしましょう。そうしないと後になって思っていた用途でアイコンが使えなくなるという問題が発生してしまいます。何にアイコンを使用するのかによってサイズも変わってくるので、使用目的と合わせて最初からきちんと決めておくと良いでしょう。

使用する範囲

作成したアイコンの使い道はどの範囲までかを決めておかないと、後々トラブルになりかねないので注意しましょう。商用での利用をする場合は追加料金が設定されているケースが多くありますが、ブログ用の個人使用と思っていても、サイトにアフィリエイトリンクなどがある場合には商用利用に該当することがあります。そのため、使用目的は明確にしておくようにしましょう。

アイコンの作成依頼は、ネットからプロのイラストレーターを探して簡単に行うことができます。Twitterなどで探すこともできますが、クラウドソーシングサイトやスキルマーケットの方がトラブルが少なく安全に利用できるでしょう。しかしどのような方法であれ、クリエイターに作成を依頼する時には人と人とが協力して行う仕事であることを忘れないようにしてください。マナーを守りながらコミュニケーションを密に取るならば、きっと満足のいくアイコンを作成してもらえるでしょう。

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