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イラストを依頼したいけどわからない!依頼側・制作側が使えるやりとり例文を紹介

イラストレーターになったばかりの人は、自分の書いた絵を広めていくために購入者と上手なやりとりをする必要があります。また、気になるイラストレーターの人がいるけど依頼の方法がわからないなどお悩みがある人は多いのではないでしょうか?イラスト依頼を行う前にやりとりを理解しておくことでスムーズに進むことができます。実際のやりとりの例を参考にすることで、両者にとって良い取引ができるでしょう。

イラスト依頼のやりとりの流れ

イラスト依頼のやりとりは、基本的にメールなどの文章で行われます。連絡の返信に悩んだ場合などは、セリフを例にしてみると良いでしょう。やりとりの流れを確認しておくことで、取引を上手に進めることができます。

Step1.依頼者がイラストレーターへ連絡する

イラストレーターへ依頼する場合、お問い合わせフォームやTwitter、Instagramなどのダイレクトメッセージから依頼者がメッセージを送ります。依頼者は、制作する人がわかりやすいようにざっくりとした内容も一緒に伝えると親切でしょう。「SNSで使用するためのアイコン用のイラストを制作してほしいのですが、女の子のイラストをお願いします。お値段はいくらぐらいになりますか?」と言うように、前もっておおよその見積もりを聞いておくとスムーズに進むでしょう。

Step2.依頼内容の確認

依頼された内容を確認後、制作者はお引き受けするか確認します。依頼者からの内容が不十分だった場合、しっかり内容を確認することが重要です。内容を確認後、見積もりを依頼者に出しましょう。「この度はご依頼いただき、ありがとうございます。金額については基本料金が3,000円になり、その他の追加の場合は1000円になります」と言うように具体的な金額を提示しましょう。別途オプション料金がかかる場合は、オプション料金についても詳しく説明します。依頼者は見積もり確認後、了承する旨を制作者へ伝えましょう。

Step3.購入者のご購入

イラストの内容について確認ができたら、依頼者がイラストの購入を行います。購入後は、料金の支払いについて制作者が説明をしましょう。支払いのタイミングや支払い方法など、各制作者によって異なるため依頼者も注意が必要です。

Step4.イラスト内容の詳細をヒアリングする

制作者は、依頼時の内容でわからなかった点を詳細でヒアリングしていきます。イラストのポーズや服装、どのような雰囲気か、などヒアリングすることが大切です。依頼者は、制作者がイメージしやすいように参考になる絵や写真を送ることも良いでしょう。イメージが決まっていない場合は、制作者に相談してみても良いです。依頼者の場合によっては、すべてお任せされることもあります。イメージを聞き取り、依頼者の希望にあったイラストを制作していきましょう。

Step5.ラフ案の提案

ヒアリング後、まずはラフ案を制作していきます。ラフ案は、制作者によって違いますが色がついていない場合もあるので大まかな雰囲気などを確認しましょう。制作者は「大まかな雰囲気などご確認できればと思います。気になる点があればお気軽にお申し付けください」など、依頼者のイメージと近づくことができるように気になるポイントも聞いておきましょう。依頼者が納得できるまで修正を行う必要があります。

完成画の提案と納品

完成画ができたら、依頼者に最終確認をお願いしましょう。依頼者によっては修正をお願いするケースもあります。修正がある場合は、修正をしてから納品に移ります。納品では、制作者がメールに添付してお送りします。最後に納品するメールに添えて「それでは、納品イラストを改めてお送りいたします。この度はご依頼いただきありがとうございました。」など感謝の気持ちも示すと次の機会に繋がる可能性もあるので、最後まで丁寧に対応しましょう。

依頼者が気をつけるポイント

イラストを依頼する場合、依頼者も気をつけたいポイントがいくつかあります。丁寧にやりとりを行うことでお互い気持ちよく取引を行うことができるでしょう。また、依頼者は制作者がわかりやすいような内容で連絡を取ることが大切になります。

依頼内容をできるだけ詳細を伝える

制作者にわかりやすいように依頼するためにできる限りわかりやすい内容で伝えることが重要です。抽象的にならないように、具体的な内容で伝えることを意識しましょう。言葉で伝えにくいことがあれば、参考画像を用意することで制作者にも伝わりやすくなります。

修正内容を具体的に伝える

ラフ案や完成画ができた時に修正を依頼したい時にも注意が必要です。修正してほしい部分を明確に伝えることで制作者も修正がしやすくなります。制作したイラストに書き足して修正を依頼することやしっかり修正部分を指摘してあげましょう。修正がスムーズに進みます。

制作者が気をつけるポイント

依頼者とやりとりをする際、制作者が気をつけるポイントを十分に確認することで大きなトラブルを未然に防ぐことができることもあります。特にTwitterでは、購入のタイミングがわからないケースも少なくありません。どのタイミングが購入なのか明確にわかるような工夫も必要です。依頼者との丁寧なやりとりを心がけ、依頼から納品までしっかり行うことが大切です。

納期をしっかり伝える

依頼主からの詳細を聞いた際に、希望納期をしっかりヒアリングすることも大切です。締め切りを守ることは当たり前ですが、締め切りが厳しい場合は早めに伝えましょう。締め切りが遅れてしまった場合、依頼主との信頼関係がなくなる可能性があります。納期は余裕を持って提示することが大切です。

わかりやすいラフ画を描く

制作者によっては、ラフ画が抽象的になる人もいるでしょう。しかし、依頼者に見せるためには出来上がりが確認できるようにわかりやすい絵で描くことを意識することが必要です。丁寧すぎるラフ画を描いて、時間がかかってしまうと納期に響いてしまう可能性もありますが最低限の雰囲気や構図を共有できるように制作を心がけましょう。

流れを掴んでスムーズにやりとりしよう

初めてイラストの依頼や注文を受ける時は、不安があるかもしれません。しかし、何度もやりとりを行うことで自分なりの「型」が確立されます。何度も経験することで、慣れてくるでしょう。

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