YouTubeで1日に再生される動画の数はなんと50億!でも、せっかく動画を作ったのに再生回数が伸びないと悩んでいる人は多いようです。
動画を公開するだけで、多くの人に見てもらえるわけではありません。再生回数を増やすには、魅力的なサムネイルを作成しなければいけません。でも、自分で描けない場合はどうすればいいのでしょうか?イラスト作成を依頼するなら、料金の相場はどのくらいでしょうか?
サムネイルが大切なのはなぜ?
サムネイルは本の表紙のようなものです。書店で知らない作家の本を手に取ることがあります。それはなぜでしょう。本のタイトルや表紙に惹かれたからではありませんか?同じように、一般の人が作った動画を見たいと思うのは、サムネイルやタイトルに惹かれる時です。
サムネイルは、英語で「thumbnail(親指の爪)」という意味です。画像のサムネイルは、成人男性の親指の爪と同じくらいの大きさなので、そう呼ばれます。YouTubeのユーザーは、サムネイルとタイトルを見て、動画の中身を推測します。人目を引くような魅力的でインパクトのあるサムネイルを作ることが、再生回数を増やすポイントなのです。どんなに面白い動画や役立つ動画を作っても、見てもらわなければ意味がありません。
サムネイルイラスト作成を依頼する2つの方法
SNSで個人的に依頼する
TwitterやInstagramで、イラストを描いてほしい絵師を見つけることができます。絵師が見つかったら、イラストの依頼を受け付けているかを確認してから、DMまたはGmailで依頼できるかどうかを尋ねます。なかには個人での依頼を断っている絵師もいるので、メッセージをスルーされても気にしないようにしましょう。
クラウドソーシングサイトを使う
クラウドソーシングサイトにはたくさんの絵師が登録しているので、自分の求めているような雰囲気、絵柄を描ける人を探しやすいというメリットがあります。また、サイトが仲介しているのでトラブルが起きにくいです。匿名で利用できるため、相手の絵師に自分の個人情報を知られずに済むのも魅力です。このように、たくさんのメリットがあるので、初めてサムネイルを依頼するなら、クラウドソーシングサイトを利用するのがおすすめです。
サムネ用イラストを依頼できるクラウドソーシングサイト4選
サービス名 | 特徴 | 販売価格の相場 |
---|---|---|
ココナラ | 日本最大級のスキルサービス販売サイト。イラストはもちろん、動画の発注などもできる。知名度が高く、130万人以上登録している。 | 3,000円~20,000円 |
SKIMA | 個人の絵師に依頼できるスキルマーケット。イラストに特化している。10代~20代の若者向けのイラストが中心。 | 1,000円~30,000円 |
ランサーズ | イラストの募集は比較的多め。クリエイターの提案数が多い。プロジェクト式、コンペ式などから依頼の手順を選べる。 | 5,000円~50,000円 |
クラウドワークス | 日本最大級のお仕事マッチングサービス。ココナラやスキマと比べるとビジネス向け。 | 3,000円~30,000円 |
販売価格の相場は、あくまでも目安です。イラストのクオリティ、絵師の知名度や実績などにより、値段は大きく変わります。今は価格が安くても、人気が出て料金が高くなる絵師もいます。
サムネイラストのサイズ
YouTubeのサムネイル画像は、アスペクト比16:9の比率が推奨されています。画像サイズは1280×720pxです。どの大きさでも、比率が縦16:横9なら表示されますが、最小幅が640pxなので、640×360pxがサムネの最小サイズです。小さいと目立たないので、YouTubeが推奨している1280×720pxでイラストを作成することをおすすめします。依頼する際には、YouTubeのサムネイルに使うイラストであることを告げましょう。
イラストを依頼する際の3つのポイント
イメージを明確に伝える
イラストの用途だけでなく、雰囲気、テイスト、タッチなどを細かく伝えましょう。リアルに描くのか、デフォルメするのかなど、表現の方法も伝えるといいでしょう。自分をモチーフにしたイラストを描いてほしい時などは、参考になる画像があると、イメージを伝えるのに役立ちます。
アカウント停止になる恐れのある表現を避ける
YouTubeでは、悪意のある表現や性的な表現、ヌードなどは禁止されています。暴力行為の描写もNGです。サムネイルのイラストをこのような内容にすると、アカウント停止につながることがあるので注意してください。
商用利用可能かどうか確認する
動画で収益が出た場合、イラストは商用利用となるので、YouTubeのサムネとして使うこと、商用利用になることを相手にきちんと伝えて、商用利用が可能かどうか、確認しておくことをおすすめします。著作権などの関係で、商用目的の利用を禁止しているイラスト販売サイトもあります。各サイトの利用規約、ライセンスについてなどを必ず読んでから依頼してください。
ココナラでサムネイルイラストを依頼する流れ
AppStoreやGooglePlayから、ココナラをダウンロードしておきます。登録したら、「探す」から「イラスト」のカテゴリを選んで探せます。または、「サムネイルイラスト」で検索できます。「サムネ イラスト」で検索すると、たくさんの絵師が見つかります。
ココナラでは、実績や評価に応じてランク分けされています。プラチナからレギュラーまで5段階に分かれているので、絵師を選ぶ参考にできるでしょう。初めて依頼するなら、実績のあるゴールド以上の人を選ぶのがおすすめです。
サンプルのイラストを見れば、オリジナリティが出せそうとか、自分の動画に合っているかといったことが、ある程度判断できるでしょう。料金が記載されているので、自分の予算内で選べます。
依頼する際は、いきなり「購入」ボタンを押してはいけません。「見積もり・カスタマイズの相談をする」をタップして、そこで「このようなサムネを描いてもらえますか?」とメッセージを送ってみましょう。相談のページから、どのようなイラストを依頼したいか、事細かに伝えられます。ファイル形式はPNG、JPG、GIFが推奨されています。自分の動画のリンクも貼り付けましょう。
返信メッセージで、イラストの作成可否、見積金額、納品日などを知らせてくれるので、大丈夫であればそこで購入します。購入後は、購入者のトークルームでやり取りします。
イメージを伝えたら、ラフ画が出来上がります。ラフ画を見て、修正してほしい箇所があれば絵師に伝えます。たとえば「口元が下がっているので笑顔にしてほしい」「目をもっと大きくしてほしい」「ブレスレットを1本増やしてほしい」など、要望があればラフ画の段階で伝えてください。修正回数が決められていることもあります。
ラフ画でイラストの全体が決まったら、必要な修正を加え、線画を着色して完成です。納品され、取引が完了したら、「評価」を忘れずに行いましょう。
イラストを依頼する上でのNG行為3選
「○○に似せて描いてください」
「君の名は。が好きだから、主人公に似せて描いてください」など、アニメや漫画のキャラクターに似せて描いてほしいという注文はNGです。著作権法に触れてしまう可能性があり、絵師に迷惑がかかります。
「明日までに描いて」
イラストはすぐにできるものではありません。Twitterなどで過去の作品を参考にし、どんなタッチをどのくらいの期間で描く人か、チェックできるといいでしょう。分からなければ、納期をどのくらいで設定できるか、聞いてみてください。
「お任せします」
具体的なイメージ、絵柄を伝えましょう。相手に丸投げで、完成後に修正してほしいというのは非常に失礼です。完成してからの修正はやり直しで、一から始めることを意味しています。料金が2倍かかるので、最初からきちんと、どんなイラストを求めているか、できるだけ詳細に伝えてください。
ココナラで人気の絵師
YouTubeのサムネイルなどを依頼できる、ココナラで人気のクリエイターです。
なのぷ nanopuさん
フリーイラストレーター。YouTubeサムネ画像 ¥2,500/1ページで販売しています。二頭身の可愛いキャラから大人っぽいリアルなイラストまで幅広いです。
ゅん yunさん
フリーイラストレーター。キャラクター+背景込1枚絵:30,000円〜。オプションとして著作権譲渡:10,000円、商用利用(広告収入含む):5,000円など。クールで美しいイラストが得意です。
ゅ。さん
ママさんイラストレーター。販売実績4000件超。商用利用の場合は必ず申告が必要です。可愛らしい雰囲気のイラストが得意です。
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