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YouTube用のイラスト作成の依頼はどうやってする?依頼の仕方からプロに依頼するメリットも紹介!

YouTube動画の中にキャラクターを登場させたいと考えたことはありませんか?ただ風景や植物の映像だけを流しても、視聴者の記憶にはなかなか残りにくいものです。同じ内容の動画でも、映像の中にキャラクターなどの人物が登場する方が、視聴者には覚えてもらいやすいでしょう。しかし、アニメキャラや人物などをネット上で拾ってくるのは、著作権の問題があるためNGです。YouTubeの中にキャラクターを登場させたり、サムネイルにイラストを使う場合には、オリジナルのキャラクターを作成するのが安心です。

YouTube用のイラスト作成は、自身がクリエイターなら問題なく作成できるかもしれません。しかしそうしたスキルがなくても、イラスト作成を依頼することも可能です。どんな方法でどこへ依頼すれば、失敗しないYouTube用イラストを手にいれられるのでしょうか?

YouTubeのイラストはプロに依頼するのがベスト、そのメリットとは?

YouTube用のイラストは、自身のチャンネルの名刺代わりとなって、長期的にたくさんの視聴者の目に触れることになります。後から著作権の問題でトラブルにならないためには、使用するイラストは自身で準備するというスタンスが得策です。

自身でイラストを準備することもできますが、プロに依頼することには、たくさんのメリットがあります。

  • 自分の似顔絵などを作成できる
  • 完成度が高いプロの仕上がりになる
  • 利用の目的や用途に合わせて画像展開も依頼できる
  • 魅力的で視聴者にアピールできるイラストを作成できる

プロに依頼すると、当然ですが費用はかかります。しかしそれでも依頼するのがベターなのは、上記のようなメリットがあり、それがYouTuberにとっては長期的なメリットとなるからだと考えられます。

YouTube用イラストで人気ナンバーワンは「似顔絵」

YouTuberの中には、顔出しOKの人もたくさんいます。しかし、顔バレしたくない人にとっては、自分のように見えても自分のリアルな顔ではない似顔絵やアバターは、とても便利な存在です。特に似顔絵は、周囲や職場に顔バレする心配がないというメリットに加えて、視聴者との距離を縮められるというメリットもあります。もしもYouTube用にイラストを使うなら、まずは自分自身の似顔絵からスタートするのが良いでしょう。

ちなみに、YouTube用に作成した似顔絵は、他のSNSでも活用できます。Twitterで自身のYouTubeチャンネルを宣伝する際にも、似顔絵イラストが大活躍してくれるのではないでしょうか。

イラスト作成はどのように依頼すれば良い?

YouTube用イラストは、動きのある動画ファイルを作成してもらうわけではなく、あくまでもイラストです。動きがないため、イラストの作成を依頼する際には、さまざまなシーンや用途に合わせて、多種多様な表情や動きをまとめて注文するのがベターです。一度にまとめて注文したほうが、イラストレーターにとっては作成の効率が良くなり、イラスト1個当たりの価格がリーズナブルになります。同じイラストレーターなら、後日同じキャラクターで異なる表情や動きでイラスト作成を依頼すれば、きっと対応してもらえるでしょう。しかし、コストの面では割高となることが多いので、注意しなければいけません。

YouTubeの中で使いやすいラストの「表情」には、いろいろなものがあります。

  • 口の表情(スマイルや笑い顔など)
  • 顔全体の表情(悲しいとか萌え顔、考え中など)
  • 涙に関連する表情(涙を浮かべている、流している、大泣きなど)
  • 怒りの表情(ツンデレ系の怒り顔、顔を真っ赤にした激怒顔など)
  • 驚きを隠せない「びっくり顔」

など、顔の表情だけでも多種多様なパターンを準備しておけば、YouTube内のさまざまなシーンに対応できるでしょう。

キャラクターの仕草なら、上半身だけなのか、それとも全身なのかを決めた上で、どんな仕草をしたイラストが欲しいのかを考えましょう。例えば、

  • 両手を上げて万歳をして喜んでいる
  • 両手を体の前に合わせてお辞儀をしている
  • 正座をして座っている
  • 片手を振って「バイバイ」をしている
  • 唇に指をあてて「内緒」と言っている

など、どんなYouTubeチャンネルなのか、どんなシーンでイラストのキャラクターを登場させようと考えているのかによって、必要なイラストの表情や動作は異なるでしょう。ニーズに合わせたバリエーションでイラスト作成をまとめて依頼するのがおすすめです。

イラストのジャンルも事前に決めておくこと

YouTube用のイラストと言っても、ジャンルによって仕上がりは大きく異なります。フンワリした萌え系のイラストが欲しいのか、それともアニメ風に仕上げてほしいのかによって、その分野を得意とするイラストレーターは変わります。その他にも、レトロ調やビジネス調など、目的やニーズに合わせたイラストのジャンルについても、最初に方向性を決めてから対応可能なイラストレーターを探したいものです。

YouTube用イラスト作成はどこで依頼できる?

YouTube用のイラストは、いろいろなサイトで依頼できます。サイトの見つけ方の目安としては、イラスト作成ができるクリエイターが多く登録しているサイトを見つけ、その中からジャンルや料金、そのイラストレーターの実績や作品を見ながら誰に依頼するかを決めると良いでしょう。

イラスト作成ができるサイトは、たくさんあります。

サイト名 料金の相場 連絡方法 特徴
ココナラ 3,000円~4万円 チャット ・クリエイターの数が多い
・YouTube案件対応は470名程度
ランサーズ 2万円~ チャット ・YouTube対応は3,800名以上と多め
・価格判定機能あり
SKIMA 2,000円~3万円 トークルーム ・YouTube対応は70名程度
クラウドワークス 4万円~ チャット ・YouTube対応可能なクリエイターは2,600名以上と充実
・継続的な発注OK

上記は、YouTube用イラスト以外にも、アイコンやロゴなど多種多様なイラスト作成に対応できるクリエーターが多く登録しているサイトです。リーズナブルに依頼できるサイトもありますし、クリエーターごとに料金設定は異なるので、複数から見積もりを取ったうえで検討すると良いでしょう。

YouTube用イラストを依頼したい!どんな流れになる?

YouTube用のイラストを依頼するためのサイトを見つけたら、いよいよクリエイターを絞り込んで正式に依頼しましょう。クリエイターが登録しているサイトの多くは、クリエイターごとに料金設定が異なります。どのぐらいの料金なのかは明記されているため、イラストの数や料金などに合わせて、比較することをおすすめします。

クリエイターの中には、依頼者が発注しやすいように、いくつか雰囲気が異なるイラストを準備しており、どんな雰囲気に仕上げてほしいかを選択できることがあります。また、表情についてもいくつかの選択肢から選べる場合には、事前に選択した上で発注すると良いでしょう。

選択肢にない表情や動きのイラストが欲しい場合には、イラストレーターに直接コンタクトを取り、対応できるかどうかを質問しましょう。多くの場合には、対応してもらうことができます。一度に複数のイラストを依頼したほうが、作業する側にとっても効率的ですし、依頼する側にとっても一度に複数のイラストを購入できるという点でメリットがあります。

イラストレーターが正式に作業に入る前には、何回かヒアリングを行い、より詳細な部分を決めていきます。ヒアリングは、メールやチャットで行うのが一般的で、対面や電話という方法はほとんどありません。ヒアリングの回数は特に制限されていないので、お互いに納得できる状態にした上で作業を開始してもらいましょう。

ヒアリングをした上で最終的な見積もりを出してもらい、納得した上で正式な契約となります。その上で、イラストレーターは作業を始めます。下絵の段階で見せてもらうこともできるので、イラストレーターが作業を始める前にその辺もお願いしておくと良いでしょう。

下絵を確認して納得したら、イラストレーターはいよいよ仕上げをして納品となります。納品してもらった作品に問題がなければ、取引は終了となります。もしも継続的に案件を依頼したいと考えている場合には、念のために連絡先を聞いておくことをおすすめします。

YouTube用イラストには無料のものがある?

ネット上に公開されているイラストの中には、有料で購入するタイプのものがある一方で、誰でも自由に利用できる無料タイプもあります。無料タイプのものは、無料のイラストや画像が集められているサイトの中で、誰でも気軽にダウンロードすることができます。

どうしてもコスト的にイラスト作成を依頼することが難しいという場合には、最初は無料のものでスタートしてみて、チャンネルが視聴者の目に留まるようになってから有料のイラスト作成を依頼するという方法もアリかもしれません。

無料と有料のイラストには、それぞれメリットとデメリットがあります。

イラストのタイプ メリット デメリット
無料 ・費用がかからない
・充実した選択肢の中から選べる
・希望通りのイラストを探す時間や手間がかかる
・SEO対策の面で不利
・他のYouTubeチャンネルと被るリスク
有料 ・幅広いメディアに活用できる品質
・オリジナルなので他人と被らない
・サブスクリプションなど長期契約できるサービスもある
・品質を求めると費用も高くなる
・有料でもオリジナルとは限らない

オリジナルイラストの作成はSEOの点でも有利

SEO対策は、WebサイトだけでなくYouTubeなどの動画でも必要となるマーケティング対策です。ユーザーがYouTube動画をキーワードで検索した時に、上位ページへ表示されれば多くのユーザーに視聴してもらえますし、チャンネル登録してもらえる確率もアップします。しかし、どんなに高品質の動画だったり、高品質のイラストを使っていたとしても、上位ページに表示されなければユーザーの目に留まりづらくなってしまいます。

いかにして上位ページへ表示されるようにするかというSEO対策では、YouTubeの場合にはどんなイラストを素材として使っているかによって、検索エンジンからの評価が大きく異なります。SEOで有利になるイラストには、

  • オリジナル
  • イラストの品質が高い
  • 動画のコンテンツにマッチしているイラスト

という特徴が挙げられます。オリジナルティが低いと、どうしても検索エンジンからの評価が低くなってしまいます。少しでもYouTubeチャンネルを多くの視聴者に見てもらうためには、イラストはできるだけ他人と被ることがないオリジナルのイラストを使うのが賢明です。

無料のイラストは、誰でも自由にダウンロードして使えるため、他人と被る可能性はとても高いと言えます。SEO対策としては、避けたほうが良いタイプのイラストと言えるでしょう。有料のイラストでも、ダウンロードするだけのものは他人と被るリスクがあるので注意が必要です。無料のイラストほど被るチャンスは高くなくても、ダウンロードするだけということは有料会員となっている他の人も利用している可能性が考えられます。そのため、やはりオリジナルでゼロから作成するイラストほどSEO対策の面では万全ではありません。

オリジナルイラストを依頼する際の注意点

YouTube用のイラストを依頼する際には、いくつか注意点があります。

1つ目は、できるだけ品質にこだわるという点です。YouTube素材の経験があるイラストレーターなら、ファイルサイズや品質に関しては、こちらからスペックを指定しなくても心得ていることが多いものです。しかし、どんなシーンでイラストをどのように使いたいかによって、必要なファイルサイズは異なるでしょう。イラスト作成を依頼する際には、YouTubeのスクリーン内で幅広く活用できるサイズで依頼するのが安心です。

紙に書いてあるイラストを200%拡大コピーした時をイメージしてみてください。全体的にボンヤリした雰囲気になってしまうことが多いものです。しかし、イラストを50%に縮小コピーした場合はどうでしょうか。全体的に引き締まった雰囲気になることが多いのではないでしょうか。

YouTube内のイラストについても、このコピーと同じ原理が適用されます。画像を拡大して使うと、どうしてもアウトラインがボンヤリしたり、ハッキリした印象を与えづらくなってしまいます。そのため、イラスト作成においては、希望するサイズの最低でも2倍以上の大きさで作ってもらい、それをニーズに合わせて適切な大きさに縮小して使う、というスタンスがおすすめです。

2つ目は、継続的に発注できるイラストレーターを見つけるという点です。イラストレーターが変わると、どうしてもイラストの雰囲気が変わってしまいます。将来的な画像展開を考えた場合、対応可能なイラストレーターへ発注するのが安心です。

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