インタビュー

マニアックな生物が大好き!小学生イラストレーターみー君さまインタビュー

みー君さまアイコン

みー君

マニアックな生物が大好きで詳しい小学生のみー君。
古代生物~深海生物~ウミウシ~昆虫~不思議な空想生物たちの世界を表現している。
Instagram : yukari_onoue

古代生物・深海生物・磯生物・微生物・昆虫が大好きな小学生のみー君。
大好きな生物たちのイラストで展開する素敵なグッズを数多く制作しているみー君のルーツに迫るべく、幼少期の頃のお話や普段の学校での過ごし方、今後の目標など興味深い内容についてお伺いさせていただきました。

――自己紹介をお願いいたします

尾上 瑞紀(おのうえ みずき)12歳 小学6年生
男子です。『みー君』の名前で活動しています。
古代生物・深海生物・磯生物・微生物・昆虫が大好きで 大人になったら大好きな生き物を
研究したり、新種を発見したりしたいです。

―― 昆虫や深海生物など、何歳の頃から好きになったのでしょうか?好きになったきっかけなどありましたら教えてください

3歳くらいから昆虫に夢中になってたよと
お母さんが言っています。
覚えているのは、お父さんが子供のころから持っていた昆虫の図鑑を見つけて ずっと見ていたら図鑑がぼろぼろになったので、新品の昆虫と海の図鑑を買ってもらいました。
図鑑に載ってる生物は ほとんど覚えて、
海の図鑑の中に深海生物や少しだけ古代生物が載っていて何だ!この生物は!と思って見た目が不思議な生物たちに夢中になりました。

―― 何歳の頃からイラストを描き始めたのでしょうか?描き始めるきっかけなどありましたら教えてください

幼稚園の6歳頃からイラストを描いていました。
なぜかというと、僕の大好きな生物は 幼稚園の先生や友達が知らないマニアックな生物ばかりだったので、みんなに説明するためにイラストを描いて説明していたからです。

―― 普段の学校での様子や放課後の過ごし方を教えてください

学校の勉強や体育は苦手なので、学校でも休み時間は絵を描いたり粘土細工を作ったりしていました。あと学校の畑や校舎の昆虫探しもします。
放課後は家に帰って、昆虫採集に空き地や公園に行って見つけた生物を観察して 絵に描いたりしています。

―― 絵を描いたり作品を作る際に参考にしているものなどありますか?

一番は、自分が見つけて観察した生物を 絵に描くことが楽しいです。
でも古代生物や深海生物は 図鑑やテレビで見たものを頭の中に覚えて描いています。

―― 作品を作成するうえで大切にしていることを教えてください

描こうって思ったら、直ぐに描きます。
デジタル画は あまり休憩しないで一気に描きます。
そうするとイメージ通りの絵が描けます。

―― 先日開催された「オリラボクリエイターズマーケットVol.1」に参加した感想を教えてください

人がいっぱいで大人の人ばっかりだったので
緊張しましたが、僕が描いた絵に いっぱい質問してくれたから嬉しかったです。
生物の絵を描いてって お願いされたので色々描いたら、すごいねって喜んでもらえました。恥ずかしかったけど嬉しかったです。

―― イベントではライブドローイングも披露してくれました。普段からiPadに指で描いているのですか?

iPadは ずっとずっと指で描いています。
お父さんにiPad専用のペンを買ってもらったけど、指の方が思い通りにスイスイと描けます。

―― 様々な展示会や博物館に足を運ばれていますが、今までで一番印象に残っている展示はありますか?

僕が6歳の時に行った京都市美術館の『ダリ展』は今でもよく覚えていて、ダリの絵にはたくさんの昆虫が描いてあって色もキレイで大好きになりました。
お父さんとお母さんと水族館・博物館・昆虫館・美術館に いっぱい行ったけど、
特に好きな場所は 水族館では
三重県鳥羽水族館の中の「へんな生き物研究所」コーナー
愛知県の蒲郡市竹島水族館
静岡県沼津の深海水族館
静岡県清水の幼魚水族館です
博物館は
愛知県蒲郡市の生命の海科学館です
この科学館は地球が誕生してから恐竜たちよりもっと前に地球に生息していた生物の専門の博物館です。
一番好きな場所が多くて ごめんなさい!
ほんとは毎日通いたい場所だけど、遠いから1年に一回ずつしか行けません。

―― アイテムをたくさんの方に届けられる上で、いちばんのよろこびとはどんなことですか?

僕が描く生き物たちは、気持ち悪いって言われたり世の中に知ってもらっていない生物が多いけど人と同じ地球で生きて、地球のために役立ってくれています。
そのことをアイテムを通して伝えられていたら、絶滅した生物も絶滅危惧種の生物も地球を育てていくかけがえのない生命であることに気付いてもらえたら嬉しいです。

―― ご自身の作品で一番お気に入りのものを教えてください。

オリラボマーケットさんの中でたくさんアイテムにしている「カンブリアワールド」は
周りの人たちに気に入ってもらえるので、僕も気に入っています。

―― 今後の目標や将来の夢などあれば教えてください。

中学生になって、苦手な勉強も少しできるようにしたら漢字ばっかりの難しい生物の参考書なども読んで もっともっと生物のことの知識を広めたいです。
そして世界中の生物に触れてみたいです。

―― ご家族の方にお聞きします。みー君はどんなお子様ですか?

物静かで優しい子なんですが、生き物に関しては情熱的で超マニアックな子です。
幼稚園に入る前はよく動物園に連れて行ったのですが、目の前の象やキリンより足元の小さなアリを追いかけ続けるので面白い子だなぁと思っていました。
水族館でもイルカやペンギンよりも大水槽の端の虫眼鏡で見るレベルの微生物を30分~見続けるんです。
それならばと何冊か購入した図鑑から みー君の世界は広がりました。同い年のお友達が運動場を駆け回って遊んでるなか、地面に鼻先が付くほど顔を近付け何か生き物がいないか観察している様子は 端から見たら異様な光景ですが、この観察眼が息子が描く絵の世界に繋がってきたんだと思います。
私達両親も みー君の世界に触れ今まで生きてきて知らなかったことを沢山知ることができました。みー君のそばにいると毎日が驚きと発見でワクワクするんです。
春になると小学校卒業して中学生になり周りの環境も変わると困難なことが増えていくと思いますが、これからも自分の好きなことに真っ直ぐに突き進んで欲しいです。

―― みー君のインスタグラムはお母様が管理されているとのことですが、作品をインスタグラムに投稿しようと思ったきっかけはありますか?

実は母親の私はデジタル関係が大の苦手でしてSNSの意味も分かっていなかったんです。もちろんインスタグラムもまったく知りませんでした。
みー君には歳の離れた姉がいまして嫁いで別の場所で暮らしているのですが、帰省する度に みー君の絵や工作を見て これだけ面白い絵を描くのにインスタ投稿しないともったいないよ、とアドバイスをもらって娘にインスタグラムの投稿の仕方を教えてもらいました。娘のアドバイスのおかげなんです。

―― 最後に告知されたいことがありましたら教えていただけますでしょうか?

昨年、みー君人生初めてグループ絵画展示に参加したり「オリラボクリエイターズマーケットvol.1」に出店させて頂くこともできました。素晴らしい経験をさせて頂き みー君自身も幅広くチャレンジしていきたいという気持ちが芽生えました。
2023年は 兵庫県のギャラリーに常設展示アーティストとして絵の展示・販売をします。また春からは絵のグループ展示が決定しています。
インスタグラムで随時報告しますので、お近くにお越しの際は見にきて頂けますと幸いです。

この春中学生になるみー君。
ますます活動の幅が広がるみー君の今後の活動も楽しみにしています!

みー君さまのオリジナルグッズはオリラボマーケットで発売中

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